映画『バスキア』(96)は、27歳で亡くなったアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの伝記映画です。
見てない方にネタバレしないように簡単にあらすじ書きますね♪
時代は1979年のニューヨーク。
決まった家がなく段ボールの中で夜風をしのいだり、バイトをしたり、
自分で描いたポストカードを売って生計を立てるバスキア。
ある日、偶然にパーティーでバスキアの画を見た美術評論家のルネ・リカードが、
君はスターになるぞ!といち早くバスキアの才能を見つけ出し、
アトリエを提供して大作を製作させ個展を開かせることになる。
そして、見事にバスキアの画は完売。
世界中から新しい才能だと新聞記事が飛び交う事態に発展し、
彼はあっという間にトップアーティストの仲間入りを果たしたのであった。
バスキアは、1988年にヘロインのオーバードーズ(過剰摂取)により27歳でこの世を去りました。
それにしても早すぎる死ですよねーー。私も今彼と同じ27歳なので、とても感慨深いです。
監督は同作で監督、脚本家デビューとなったジュリアン・シュナーベル。
彼の作品を見たのは同作が初めてだったけど、他の作品も絶対チェックしよーっと思いました♡
彼も壊れた陶器を貼付けてペインティングした作品が有名な画家で、
実は先日私が行ったザ・ブロードでも展示されていました!
(ザ・ブロードについて書いたブログはこちらです→http://mikikawawa.blogspot.com/2015/12/the-broad.html )
ジュリアン・シュナーベル監督が製作した作品はこちら。
この前にあった長椅子に何分間も座って眺めていたり、こうやって近くで見たりしていました。
何度も係の方に「近過ぎなので離れて見て下さい」って言われちゃいました(笑)
色使いとこのお皿やカップの密集ぐあいが好きで。。紙皿も張ってありましたよ!笑
いやー、すごいです。ジュリアン・シュナーベル!
左から、ジャン=ミシェル・バスキア役を演じたジェフリー・ライト。彼は役との一体感がすごかったよー♪
お隣は、まさかのデヴィッド・ボウイ!!アンディ・ウォーホル氏、すごくハマってました♪
俳優の彼は観たことがなかったので、最後のクレジットでその名を見てビックリ!
歌は元々大好きだったけど、さらに、好きになりました〜♡♡
それから、ゲイリー・オールドマン。
なんか彼はどんな時も狂気を持っているように見えてゾクゾクします。けどそれが好き♡
最後は、このお方も凄いですね。デニス・ホッパー!
ベニチオ・デル・トロも光っていました。
バスキア自身は売れる前も売れてからもそんなに変わっていなくて、
ただ周りの環境が変わって行く様子が1番興味深かったです。
自分の持って生まれた力を活かしただけ。ただそれだけのこと、されど…みたいな
本当に自分のことをよく知ってよく使う。それが難しいと思いがち、だけど…みたいな
色んなことを感じ取れる作品なので頭がパンパンですが、
強い意志と信念が刺激的で、パワーをもらいました♪♪
ナチュラルな、まさしく「才能」を持った人の人生を覗いた気がした作品でした。
読んでくれてありがと♪またねーーー♪ by Disco Cherry and Miki
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